PS4/Switch「不思議の幻想郷-ロータスラビリンス-」プレイ感想

2019年7月22日月曜日

ゲームプレイ感想

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とりあえず、トロコンしたしクリアできた…のかな?ということで、恒例のプレイ感想をば…。
PS4版Ver1.03時プレイ/トロフィーコンプリート済み/第1部早苗ルート天子ルート両方クリア/天子ルートで各属性ダンジョンクリア/天子ルートで古井戸(持ち込み不可99Fダンジョン)クリア
その他東方シリーズ関連のゲームのプレイ歴は、ちゃんとプレイしたのはTouhou Luna Nights位で、あとは大昔にSTG(タイトル忘れた…)と対戦ACT(緋想天?)のやつを友人の家で少しプレイした程度。

※:PS4版Ver1.03時の感想です。
公式のツイッターを確認してみたところ、Ver1.05のアップデートで追加要素やダンジョンなどを配信していく予定みたいです。

▼不思議の幻想郷シリーズCS最新作
今作は、東方Projectを題材にした二次創作ゲーム「不思議の幻想郷」シリーズの10周年記念作品、コンシューマ向け最新作。
ゲームのジャンルは自動生成されるダンジョンをアイテム/装備を集めながらゴールを目指すローグライクゲーム。
基本的なゲームシステムは不思議のダンジョンシリーズだが、キャラクターや世界観やアイテムなどは東方Projectを題材にしたものになっている。
アイテムなどは一部パロディ的なものも?
一般的なローグライクと同様にダンジョンに入る度にLv1からのスタートではあるが、通常のローグライクと違いストーリーで行くことになるダンジョンでは死亡時のロストペナルティがない初心者に優しい仕様になっている。

▼数の暴力?超人数パーティにメガバラエティ装備!
今作の特徴的なシステムには、超人数パーティ制システムというものがあり、ダンジョンに何十人も仲間を連れていけるようになっている。
仲間を大勢連れていけるため、数の暴力でかなり楽に進めることができる。
初心者に優しいローグライクゲーになっているのでキャラゲーとしては○。
仲間や敵が大量にいても勢力ごとに行動が一度に行われるスライスターンというシステムを採用している。
そのため、自キャラ→味方キャラ全員→敵キャラ全員→自キャラ…というサイクルでターンが進行するため、すぐに自キャラの操作ができるようゲームのテンポを損なわないよう工夫されている。

もう一つ特徴的なシステムとしてメガバラエティ装備システムというものがあり、武器/防具/お守りの装備品はカテゴリごとに最大10個も装備でき、他のローグライクゲート比べ、数が色々と多めのゲームになっている。
装備品は、アイテム枠とは別に各装備カテゴリ(武器/防具/お守り)ごとに100個ずつ所持できるようになったため、通常のローグライクと比べアイテム管理が楽。

▼ボリューム不足、水増し、未完成…?
良く言えばこれも初心者に優しい仕様だが、クリアまでの難易度は非常に低い。
ストーリーは早苗ルートと天子ルートがあり、ストーリーの内容はほぼ同じだが仲間になるキャラが違う形になっているため両ルートクリアする必要がある。
ゲーム中にあるストーリーのフローチャートを見ると「第1部」との記載があるのだが、トロコンしても「第2部」に進むことができなかった…。
また、ゲーム内で見れるオマケ要素の項目の「ダンジョンレコード」「カットインコレクション」が解禁されなかった…。
神社にお金と別に預けることができるDPというポイントも謎のままだった…。
未実装なのかな…。

ストーリー以外のダンジョンは、水増し感のある属性ダンジョン※と、ローグライクゲーでお馴染みの持ち込み不可99Fダンジョンのみ。
※:火水風土光闇無と7種類の属性に初級/中級/上級の3種を組み合わせた21種類もあり、一見すると凄い数だがどれもプレイ感は変わらず水増し感がある。
ストーリーが短いのは、ローグライクゲーだとさほど珍しいことでもないので気にならないが、クリア後に遊べるダンジョンのバリエーションが乏しいため、非常にボリューム不足に感じてしまう。

また、仲間の育成要素があるのだが、キャラのレアリティ上げに大量の素材アイテムが必要になったり、スキルカードのレベル上げでとてつもない経験値を要求されたりなどソーシャルゲーム的な内容で、これまた水増し感があるものに…。
ただ、現状この仲間の育成要素を使う機会はトロフィー要素でスキルカードのレベル上げが必要なくらいでゲーム的にはほぼ無意味だったり…。

▼その他気になった点
・BGM
BGMは意外と壮大で良かった。
・ローグライクに多人数PTは鬼門?
スライスターンによりテンポ自体は悪くないのだが、結局の所大人数が動くため、画面がごちゃごちゃして分かりづらい。
少し動くだけでログも大量に表示されるため、何が起きているのか分かりづらくなる。
また、味方は作戦指示に従いオートで動くのだが、あまり賢くない…。壁やNPCに引っかかるのか動かずに止まることも多々ある。
・数の暴力が強い
味方を探索モードにすると自キャラから離れて動き回ってくれるため、フロアに下りたら自キャラは素振りや足踏みでその場でターン経過させるだけで、味方キャラが敵を殲滅して階段も見つけてくれる。
味方が事故死しても、味方を復活するアイテムは入手しやすく、あまりデメリットにならない。
そのため、味方を大量に連れていけるダンジョンではプレイヤーはほぼアイテム回収しながら階段下りてくだけになる。
楽なのはいいが、ローグライクゲーとしては大雑把に感じる。
持ち込み不可ダンジョンの古井戸は、仲間を連れていけずソロでクリアする必要があるため、難易度が高い。
・属性過多
斬突壊の「撃種」、火水風土光闇無の「属性」、妖怪/神/耳/霊/人間/妖精/傀儡/超人/鬼/付喪神/ナマコの「種族」と、20種類以上も属性がある…。
意識しなくてもクリアできるが、これに加えて状態異常も色々とあるので無駄に多すぎてストレスにしかならない。
・装備の能力・印の効果
状態異常対策の能力や印は付けたら100%防ぐ…というのがこの手のゲームだと通例だと思うのだが、今作では50%とか確率で防ぐ形になっている。
全て試したわけではないが、同名の能力・印は重複しない傾向にあり、少々面倒な仕様になっている。
装備数が多く印枠が多いものの、重複しないっぽいため、あまり活かすことはできない。
また、装備品は自キャラと味方で共有していて、能力・印の効果が味方にも影響あるものとないものが存在している。
これらはゲーム内には記載されておらず、分かりづらい。
多段など仲間にデメリットだけ発動するものもあるため、かなり厄介…。
・罠関連
仕様なのかバグなのかわからないが、持ち込み不可99Fダンジョンの古井戸以外のダンジョンにはほぼ罠がない。
・アイテム/整頓関連
手持ちの所持枠は整頓できるのだが、倉庫でアイテム整頓のボタンを押しても反映されない。
また、カテゴリ表示を変えたりした際にアイテムが表示されないときがある。
・味方のスキルカード
持ち込み不可ダンジョンに入ると味方のスキルカードも倉庫送りになってしまう。
味方のスキルカードの装備は結構面倒なUIになっているため、かなり面倒…。
・操作方法
メニュー開くのに△ボタン押しながら十字キー、斜め移動するのに□2回すばやく押してから押しっぱなしで十字キー、弾丸モードの変更はL2ボタン押しながらRスティックなど、妙な操作方法が多い。
・スタンバイモードからのエラー落ち?
私はスタンバイモードでゲームを一時的にやめることが多いのですが、スタンバイモードからゲームに復帰した時にエラー落ちすることが何度かあった。

▼総評:…うーん…
他のキャラゲーのローグライクをやった時に評判のいいシリーズだという話を聞いたのを思い出して、今回試しに手を出してみたわけですが…。
うーん…、ロータスラビリンスに関しては現状未完成と思わされる出来でした…。
公式のツイッターによるとVer1.05のアップデートで追加要素やダンジョンなどを配信していく予定のようです。
Touhou Luna Nightsのようにアーリーアクセス版で2000~3000円の値段で出していたなら納得できたと思いますが、個人的に今回のような形は印象が悪いです…。

>不思議の幻想郷ロータスラビリンス攻略メニューページ

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