PS4「ニーアオートマタ」クリア記念プレイ感想!

2017年3月4日土曜日

NieR:Automata(ニーア オートマタ)攻略 ゲームプレイ感想

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NieR:Automata(ニーアオートマタ)のトロフィーコンプリートも出来たので、恒例のプレイ感想を記載しておきます。
ニーアオートマタ:自力でトロフィーコンプリート済み
その他ニーアシリーズ:未プレイ。

▼プラチナゲームズ製アクションRPG!
ニーアシリーズはニーアレプリカント/ニーアゲシュタルトともに未プレイですが
開発がプラチナゲームズということで、今作を購入。

プラチナゲームズのアクションらしく、性能のよい回避を活用して攻め続けられる爽快感のあるアクションゲームにはなっている。
ベヨネッタのシステムであるウィッチタイム/マハカーラの月でのブロッキング(MGRのシノギにも似たもの)/ダッヂオフセットなども装備するチップによっては使えるようになる。
ただ、ベヨネッタやMGRと比べると、色々とアクション要素は大分簡略化されてる感はある。

あくまでアクションRPGであるためか、LV補正や武器/ポッド強化など育成面が強い作品になっている。
また、ベヨネッタ2にもあったが難易度イージーにするとオートでほとんどやってくれる機能があるのでアクション苦手なプレイヤーへの配慮もされている。

▼ストーリーは好みが分かれる
個人的にメインストーリーだけだと、盛り上がりがないように感じる。
メインストーリーだけでなくサブクエストを進めることで色々と断片的ではあるが情報が入手できるため、プレイヤーに色々と想像させる構成になっている点は面白い。
しかし、ところどころ露悪的とも取れる要素があるため、これを受け入れられる人向けではあると思う。
EDで、DODのような音ゲーはなかったが、妙に難しいシューティングはあった…(一応オンラインに繋いでいれば救済措置あり)。
また、操作キャラクターは2B/9S/A2と3名いるが、ストーリーの都合で9Sを操作している時間が多くなってしまう点はマイナスかも。

▼良BGM!8Bit風アレンジも!
今作は非常にBGMが良い。
狂った機械生命体達がシンデカミニナルなどボーカルが入るインパクトの強い曲などもあったり。
個人的に8Bit風アレンジが多いのも好み。
アイテムを入手することで、街にあるジュークボックスで聞けるのも◎

▼気になった点
・2周目
1周目は2B、2周目は9S視点でほぼ同じ展開を追っていく。
各キャラに感情移入させるための演出だとは思うのだが、正直2周目は1周目と合わせたほうがよかったように思う。
・シューティング
飛行ユニットによるシューティングステージと、ハッキングによる電脳世界シューティングがあり、正直なところあまりおもしろくない。
ベヨネッタやバンキッシュなどでも本編のジャンルとは違ったシューティング要素はあったが、それらと比べると今作は群を抜いてシューティングの占める割合は多めでテンポが悪く感じた…。
Eルートのエンディングもシューティングで、弾幕が多く、操作性の悪さもあって、ロックオンがあっても妙に難易度が高く感じた。
オンラインに繋ぐことで、自機がパワーアップする救済措置があったのでなんとかなったが、オフラインプレイヤーはどうするんだろう…。
・ボス戦
アクションRPGなのに、アクションでのボス戦がほとんど印象に残っていない…。
・LV補正など
アクションRPGなので仕方ない面ではあるが、今作はレベル補正や武器/ポッド強化による育成が強力。
特にレベル補正が強く、低レベルだと敵を倒すのに非常に時間がかかり、高レベルだと敵を数発で倒せてしまう傾向にある。
アクションを期待していると少々肩透かしを食らうかも…。
・ハッキング
9Sのみ使えるハッキング。
強力な攻撃手段ではあるが、これを当てる度にちょっとしたシューティングのミニゲームが挿入されるため、正直しつこく感じる。
また、今作の収集要素に、ハッキングでのみ開けられる宝箱や扉がある。
そのため、序盤で見つけても開けられないため、後で取り直しにいくことになるのが多々あったので少々面倒に感じた。
エミールという強敵と戦うのにもハッキングが必要で、9Sでしか戦えなかったりも。
また、ストーリーで9Sを使用する割合が多く、クリア後も探索で9Sばかり使う形になってしまったのも残念な点。
・マルチED
A~Zまでアルファベットに応じた26種類もエンディングがあるのだが
A~Eまでのメインの5個以外の残り21個は一文+高速スタッフロールのバッドEDで、ちょっと水増し感があるように感じた。
・バグ
バージョンアップ前にプレイしていたときは、マップを読み込んでいますの表示がでたまま動かなくなったり、コンティニュー後に操作ができなくなったりなどバグを幾つか確認した。
バージョンアップ後は遭遇していないので、もう改善されたっぽい?

▼総評:正直人を選ぶゲーム
気になる点を沢山書いたが、初心者に配慮したイージーモードや、EルートEDでの救済措置があったり、レベルやお金が稼ぎやすかったり、トロフィーが購入出来たりと、意外とユーザーフレンドリーな部分も多い。

しかし、やはりゲームのメインである部分で、
アクションRPGでありながらシューティング要素が多かったり、
ストーリーも癖が強いため、好みが分かれる内容になっているのは否めない。

プラチナゲームズのゲームが好きな人向けというよりも
DODやニーアなどヨコオタロウ氏の作品が好きな人向けなのかも。

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