PS4/Vita「ブルーリフレクション幻に舞う少女の剣」クリア記念ネタバレありプレイ感想!

2017年4月4日火曜日

BLUE REFLECTIONブルーリフレクション幻に舞う少女の剣攻略 ゲームプレイ感想

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ブルーリフレクションをクリアできたので、恒例のプレイ感想を記載しておきます。
PS4版でプレイ/トロフィーコンプリート済み

▼学園物RPG+魔法少女物
今作ブルーリフレクションの大雑把なストーリーを説明すると
怪我の後遺症でバレエを続けることができなくなった主人公日菜子が、夕月と来夢という不思議な少女と出会い魔法少女リフレクターとなる力を得て、原種と呼ばれる敵と戦うお話で、いわゆる魔法少女物。

原種に対抗するために、クラスメイトたちと絆を深めていくことがゲームの主な目的になる。
メインストーリー+フリー期間の章構成でストーリーが進んでいく。
フリー期間では、仲間になった少女とデートなどで絆を深める・学校でのトラブルを解決するミッションをクリアするといったことができ、
よくある学園ものRPGのようなシステムになっている。
メインストーリーは、いい意味で予想通りの展開で進んでいくので魔法少女物の王道っぽい印象を受けた。
ED後のスタッフロール中に見れる岸田メル氏の絵からその後に希望が持てて良い。
仲間との絆を深める絆イベントでは、下着交換やラップバトルといったインパクトのあるイベントがあったりする…。

▼こだわりを感じる描写の数々
制服から覗く背中やお腹、妙にローアングルな視点で写される足やお尻、濡れた制服に透ける下着、雨に蒸れて臭う足などなど…
岸田メル氏監修ということもあってか、女の子に対してのフェチを感じさせる描写が非常に多い。
プールや、シャワー、お風呂に更衣室といったお色気要素もある。
またフェチ的な描写以外でも、教室に入る光や、汚れた黒板など学校の背景にもこだわりを感じる。
特に光の描写は、ストーリー上の演出でも上手く使われていて◎。

▼RPG部分はイマイチ
今作の戦闘は、近年のアトリエシリーズで恒例のWT制のコマンドバトル。
1回のターンに複数回行動できるオーバードライブや、待機時間中にコマンドを入力しつづけることで時間を早めたりダメージを軽減できたりするアクティブコマンドなど独自の要素もあり。
ただ、アクティブコマンドの関係で戦闘の流れが遅く、戦闘のテンポが悪いように思う。

育成面では、敵を倒してレベルアップするといった形式ではなく、イベントやミッションの報酬などで入手できる成長ポイントを消費してレベルアップするといった変わった形になっている。
また、装備品に武器や防具などはなく、スキルごとに装着するフラグメントと呼ばれるもののみ。
敵から経験値が得られないが、敵から得られる素材アイテムを使って、フラグメントを強化したり、ステータスアップアイテムを作り育成するといった形になっている。
しかし、クリア後/2周目に解禁されるようなやりこみ要素はなく、
成長ポイントでのレベルアップのみで十分クリアすることができることもあり、
育成するモチベーションに繋がらなかった。

基本的にメインストーリーはほぼ、少女との出会い→少女の精神が暴走→集合的無意識の世界で暴走を抑える→少女が仲間になるの繰り返しで
フリー期間の絆イベント/デートイベント/ミッションも似たような流れなので、単調に感じる部分が多い。

▼その他気になった点
・BGMは◎
今作のBGMは、新ロロナで紫電清霜などを作曲した浅野隼人氏が担当したこともあり、良BGMが多い。
柳川さんが2017年2月?浅野さんが2017年3月にガスト辞めてフリーになってるみたいだけど、阿知波さんみたいにフリーになった後もアトリエに曲作ってくれるのかな…。
・味方キャラ
戦闘に参加出来るキャラは3人だけと少ない反面、ボス戦のみ援護攻撃してくれる非戦闘キャラのサポーターは12人と多い。
サポーターは使う機会も少ないため、もう少し戦闘参加できるキャラが多いほうが良かった。
・敵が少ない
雑魚敵の種類は少ない上に、ボスも原種4体+ラスボスの5種類と少なく、同じ敵と戦う事が多い。
・動き
綺麗なグラフィックとは裏腹に、キャラクターの動きは微妙。
・フレームレート
滑らかだったりカクカクだったりと、場面によってフレームレートはかなり不安定だったように感じた。
・モブキャラの使い回し?
モブキャラがメインのキャラを少し変えたような似たキャラが多い。
・唐突な描写が多い
イベントは唐突なシーンが多い。
特に精神が暴走するシーンは本当に唐突。
また、ラスボスであるコモンの化身が出現するのも唐突で☓。昔のFFか!
・章進行確認
シャリーのアトリエでも同じようなのがあったが、条件を満たした状態で日を進めると、毎度次の章へ進むための報告をするかどうかの確認がされるのが正直鬱陶しい。
任意のタイミングでユズか来夢に報告できるのだから毎度確認が表示される必要はないと思うのだが…。
・使いづらいUI
お洒落ではあるが、すこしもっさりしていて使いづらい。
・わかりづらいスキル/フラグメント
スキルとフラグメントは無駄に多い上に、覚えづらい名前が多い。
その上効果が分かりづらい。
・カメラ視点
学校内ではカメラ視点を自由に動かせないので、ミッションで会話する人を探すときにちょっと不便。

▼総評:RPGを期待すると☓
キャラクター、心地よいBGM、学校の雰囲気作りは非常に良く出来ている。
ストーリーも悪くないのだが、戦闘や育成などRPG部分が足を引っ張っているように感じた。
そのため、RPGをプレイしたい!という人にとっては微妙に感じると思う。
かわいい女の子が見たいんだ!という人にとっては良ゲーであることは間違いない。
RPG部分を削ってADVとかにした方が良かったんじゃないだろうか?

そういえば、PS4版ではガスト恒例のフリーズなどでゲーム終了するようなバグはトロコンするまで一度も発生しなかったです。
珍しい…。

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