3DS「逆転裁判6」ネタバレありクリア記念プレイ感想!

2016年6月11日土曜日

ゲームプレイ感想 逆転裁判6攻略

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クリアしたので恒例のネタバレありプレイ感想を記載しておきます。
全5話クリア済み
・逆転裁判シリーズはGBA版1~3、3DS版123成歩堂セレクション/大逆転裁判クリア済み、4~5の内容は少し友人から聞いたり調べたり。

逆裁シリーズの集大成
今作のシステムは、サイコロック/指紋検出/みぬく/ココロスコープなどといったこれまでの逆裁シリーズのシステムがふんだんに使われていて、これまでの集大成のような出来になっている。
メインシナリオは、オドロキくんの生い立ちが明らかになり、オドロキくんが独り立ちするまでの話。
そのため、逆裁1~3がナルホドくん3部作なら逆裁4~6はオドロキくん三部作で、今作が完結編なのかな?と感じた。
また、その他シナリオでは、真宵ちゃんが被告人になったり誘拐されたり霊媒がトリックの一部になっていたりと逆裁1~3のセルフオマージュのような展開があったり、或真敷一族関連(逆裁4関連)のエピソードもあったり、調べられるものに過去に出てきたアイテムなどがあるため、逆裁シリーズを遊んでいる人ほどニヤリとできる内容になっている。
これまでになかった民事裁判もあり、オドロキくんVSナルホドくんといった新旧主人公対決もあり!
6本筋はオドロキくん主人公ではあるが、ナルホドくんやココネがメインのエピソードもあり。
バックログや既読/全てスキップなどにより昔の逆裁シリーズと比べ遊びやすくなっているのも○

逆裁6は難易度高め?
今作からのシステム面での追加要素で、託宣というものがある。
死者の死ぬ直前の視界や聴覚などを映像として見ることができるというもの。
このときの映像と、姫巫女の証言とのムジュンをつきつけるのだが、
映像のタイミングと、カーソルをあわせる位置、証言の内容の3点がきっちり合わないと正解にならないため、少々難易度が高めに感じる点がある。
しかし、2回ライフが減るとヒントが貰えたり、ライフが全て減ってもその場からすぐにやり直せるなど、プレイし直しやすくなっている。

2Dアニメのような3Dグラフィック
最近の逆裁シリーズではお馴染みになった3Dでありながら2Dアニメーションのような表現は、今作でも非常に良く出来ている。

気になった点
・くどい演出/テンポの悪さ
一部演出がくどく、キャラクターの動きのせいかメッセージが遅い部分もあり、テンポが悪く感じる。
第1話の音楽にあわせた証人の”ポポポ”音は個性的で評価したいのだが、
この証人のメッセージは音楽に合わせているせいで特に遅く、テンポをかなり悪くしている。
また、第1話では姫巫女のムービーをスキップできなかったり、観衆の誹謗中傷の演出がくどかったりと、全体的にテンポの悪さが気になる。
一応、オプションでスキップの設定を既読のみから全てに変更してスキップを活用することで解消できる。
・世界観
今作は逆裁シリーズの中でも、霊媒といったオカルト要素が強め。
それに加えて、弁護士のいなくなった架空の国クライン王国が舞台ということもあり、これまで以上に設定が非現実的になった。
その設定を上手く活かしたシナリオにはなっているものの、個人的にかなり気になった。
・ナルホドくんと真宵ちゃん
今作でナルホドくんと真宵ちゃんのコンビが復活するということで購入したのだが…
上でも記載した通り、今作はオドロキくんがメインになっているため、2人に大きな進展はない。
真宵ちゃんも年を取り成長したため、時折まともなことを言うようになってたりするものの、
基本的にはよくも悪くもいつもの2人で、真宵ちゃんの扱いも上記した通り逆裁1~3のセルフオマージュ的な展開なので、ここをファンサービスと受け取るか使い回しと受け取るかで印象が大きく変わると思われる。
…というか、霊媒してる期間が長くて真宵ちゃんしての出番は少ない…。
ちなみに、今作では男を霊媒したシーンがしっかりと描かれていたりも。
・3話の犯人
3話で犯人が有罪判決後、逃亡し、5話で革命の手伝いなどをしている。
エンディング後を見るに、その後捕まるでもなく、普通に暮らしているっぽいのが腑に落ちない…。
殺人自体は正当防衛かもしれないが、真宵ちゃんを陥れようとしているため虚偽告訴/偽証罪的な部分もあるため、5話でガランが女王に就任してからの法律(弁護罪)が無効になるといった展開が関係しているとも思えないので納得ができない部分。
・オドロキくんの母親
今作最終話でオドロキくんの父親について語られ、
EDでナルホドくんと???というキャラクターが喋っているシーンがあるのだが、4未プレイだとこれが次回作への伏線としか捉えることができない。
実際のところは、???はおそらく母親のラミロアというキャラクター(今作では2話の楽屋でみぬきに花を贈っているのが分かる程度)で、オドロキくんとみぬきちゃんが異父兄妹といったことをそろそろ伝えるかを相談していたという場面で、4をプレイしてると分かる話のようだ。
これを知っていると2話の犯人の最後の台詞も受け取り方が変わるなかなかいいシーンになるものの、未プレイの人にはわかりづらい。

総評:オドロキくん完結編?
大逆転裁判が微妙だったので、今作を買おうか悩んだが、ナルホドくんと真宵ちゃんが出るということで購入。
ナルホドくんと真宵ちゃんに特に進展がないという点ではがっかりしたが、
多少もやもやする点はあるものの、逆転裁判らしい爽快感/逆転劇はしっかりと感じられた。
最終話では一国の王が相手な上に、展開が二転三転とし、これまでの最終話と比べても長めに感じたが、その分爽快感も大きい。
また最終話はオドロキくんのエピソードとして生い立ちや実父/育ての父の仇討展開など過去を掘り下げられたものになっており、最終的にはクライン王国で独り立ちしたため、今作で主人公としてやりきった感があり、オドロキくんシリーズの完結編と言っても過言ではない。
そのため逆裁45をプレイした人のほうが楽しめると思われる。

個人的に2話が変貌後の犯人など色々と出来が良かったように思う。
また、キャラクターの過去を掘り下げて長めにするより、4話のような短いエピソードをいくつか見たかった。

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