Wii版は未プレイ。
Vita版にて、難易度無双で鬼助・百姫両方とも朧村正EDまでクリア。
続編やりたい・・・。 |
・物語
元録時代の徳川綱吉が将軍の時代を舞台に妖刀をめぐる2人の主人公の物語。
和風な世界観が好みな私にはすごい当たりでした。
百姫編の最後は少々後味が悪い結末でしたが、
鬼助編は非常に爽快な結末で
鬼助編の続編をみたい!とも思えるいい終わり方でした。
とはいえ、ヴァニラウェアは続編をだすくらいなら新作を出すというスタンスっぽいので続編はないだろうなぁ・・・。
もったいない。
・台詞回し
昔話ということもあり、キャラクターの台詞が落語や時代劇のような言い回しで非常に面白い。
この独特な台詞回しから、キャラクターの心情などが豊かに表現されており、非常に短い物語を印象的なものに変えている。
とくに、鬼助の啖呵の切り方や、虎姫への思いを語るところがたまらなかった。
・グラフィック
葛飾北斎や河鍋暁斎などが描いた浮世絵をモチーフに、非常に高いクォリティで和風な世界観を描いている。
神谷盛治氏独特の癖の強さはあるものの、主要キャラクターのみならず、妖怪や町の住人なども非常に魅力的に描かれている。
また、食べ物の描写が非常によく出来ており、食事シーンはお腹が空くので夜にプレイするのはオススメしませんw
・音楽
和風でロックな音楽は非常に聴きやすく、わかりやすいかっこよさがある。
また、このゲームの独特なところでもあるフィールド曲と戦闘曲の自然なかわりかたには非常に驚かされた。
・祠間移動の追加
Wii版の評価で移動する時間が多く、非常にだるいという意見を聞いたことがある。
その意見の通り、プレイ中にそれを感じるところがあったが、海外Wii版と同様に1回クリアすることによって祠間移動が使えるようになり、移動をスムーズにおこなえるようになった。
これにより、かなり快適にプレイすることができたのは大きい。
悪かったところ
・アクション部分
これまでのヴァニラウェアのアクションのなかでは爽快な仕様ではあるものの、
難易度に差があり、非常に簡単か、非常に難しいの2択でちょうどいい塩梅のところがないのが残念。
また、レベルはあるものの、敵もつよくなるのか、あまり強くなった感じがしないところもつらい。
そして、武器によって技がかわるものの、基本的にやれることがかわらないため、単調になりやすいのも難点。
・ボリューム
かなり短い。
Wii版未プレイ・攻略サイトなど見ないでプレイして20時間もかかっていない。
面白い物語部分が非常に短い。
祠間移動があったため、移動が快適になったものの、移動に時間がかかっている。
よくもわるくもヴァニラウェアのゲームといったところでしょうか。
ヴァニラウェアのゲームもすこしずつゲーム部分がよくなってきているので
ドラゴンズクラウンへの期待も高まります。
朧村正の物語・音楽・グラフィックなどは非常に魅力的なものなので、ボリュームが短いということを覚悟のうえで買うのなら問題はないと思います。
私はすごい鬼助編が気に入ったので、大満足。
また、昔話や歌舞伎・落語などを少しかじっているとニヤリとできるような小ネタがかなりちらばっているので、そういったものが好きな人にもオススメ。
和風な雰囲気など楽しめるので、大神好きな人にもオススメかな。
また、本編の物語とは無関係っぽいですが、あらたに4本のシナリオDLCの配信もきまっているため、Wii版プレイ済みのひともDLCのために買うという選択肢も有りかと思います。
とはいえ、DLCの情報があまり出ていないのが不安なところ。
DLC目当てのひとはまだ当分買わなくても大丈夫そうですねw
0 件のコメント:
コメントを投稿