PS4「十三機兵防衛圏」クリア記念プレイ感想

2019年12月11日水曜日

ゲームプレイ感想

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ついに出ました!ヴァニラウェア最新作!
ということで、恒例のクリア後プレイ感想を記載しておきます。
追想編・崩壊編・究明編100%済み/トロフィーコンプリート済み/第4エリアはWAVE150ちょいまでプレイ。

ヴァニラウェア最新作はSF物!

十三機兵防衛圏は、SF要素のある青春群像劇のアドベンチャー(ADV)+リアルタイムストラテジー(RTS)になっています。
ヴァニラウェアのRTSは、グリムグリモア以来ですね。
今作は、追想編/崩壊編/究明編の3つのパートに分けられています。
追想編:ADVパート
崩壊編:バトルパート(タワーディフェンス系RTS)
究明編:情報パート
基本的には一本道のADVですが、どのキャラクターから進めるかはある程度自由になっています。
「追想編」を進めると、ストーリー進行にロックがかかり「崩壊編」を進める必要が出てきます。
また、「崩壊編」をある程度進めると、今度はバトルパートのステージにもロックがかかり「追想編」を進める必要が出てきます。
そのため、追想編→崩壊編→追想編→崩壊編→追想編→崩壊編といった流れで物語を進行していくことになります。
究明編では、キャラクターや専門用語など様々な情報や、これまでに見たイベントを見直すことができます。
どのパートもUIやロードが快適で、システム面でプレイに不快に感じる部分がありません。
また、バトルパートはテンポが良く、ストーリー内だと難易度低めな上に3つの難易度から選択が可能なため、ストーリーをとにかく追いたい!という人にも邪魔に感じないようになっています。

ストーリー:ネタバレを見る前にプレイすべき!

ストーリーは、上でも記載したとおりSF要素のある青春群像劇で、様々な年代で生まれ育った少年少女十三人の視点からストーリーを追っていく形になっています。
SF要素はいろんな有名作品のパロディ的な要素も多いですが、最後までプレイするとしっかりとオリジナリティある内容になっています。
また、様々な視点から「とある謎」を紐解いていくことになるため、ミステリー/サスペンス要素も。
そのため、ネタバレを見ずにプレイしたほうが楽しめると思います。
なので、いつもはネタバレありのプレイ感想を記載していますが今回は記載しません!

様々な年代・十三人の視点で物語が時系列バラバラに進行していくため、プレイしている間はかなり複雑に感じます。
しかし、EDまでたどり着くと、非常に良い読後感を得られます。
分かりづらいところも、究明編で見ることができるミステリーファイルでちゃんと説明さしてくれる上に、クリア後なら時系列順にイベントを見直すこともできます。
SF要素と恋愛要素が非常に強い作品ですが、どちらの面で見ても個人的に非常に満足できました。

バトル:テンポは非常に良い

ストーリーの先が気になってしょうがないので、バトルが邪魔になるかと思いきや、意外と戦闘も楽しい!
戦闘はタワーディフェンス系リアルタイムストラテジーで、わらわらと敵が出現しターミナルと呼ばれる拠点目指して侵攻してくるので、プレイヤーはそれを機兵でどんどん倒していくといった流れになっています。
上でも記載しましたが全体的に難易度が低く、RTSですがコマンド選択中は時間が停止してくれるので、RTSやったことないという人でも気軽にプレイ出来ると思います。
わらわらと出現する敵を広範囲攻撃で一掃できるので、かなり爽快です。
キャラごとに使える兵器やスキルに違いがあり、また同じキャラは一定回数連戦できないといった制限もあるため、色々なキャラを使い分ける/工夫するといった楽しみ方も。

毎度恒例の初回特典の本は今回デジタル化

ここ最近のヴァニラウェアの初回購入特典は冊子が付いていることが多かったが、今回ついにデジタル化。
サウンドやミニゲームに動画集などデジタルならではの工夫がされていて、これまでにはない楽しみがあります。

気になったところ

・値段
通常版を購入したが、定価が高くてびっくりした。
限定版かと思った…。
…というかこれだけ高いなら限定版買ったほうが良かったかな…。
・同性愛
基本的に男女のカップリングだが、1組だけ男と男のカップリングがあって驚いた。
意外と面白い部分ではあるが、不快に感じる人はいるかもしれない。
・やりこみ要素の第4エリア
トロフィーとは関係のないやりこみ要素として、クリア後の崩壊編に第4エリアが解禁される。
第4エリアは非常に長く、100越えても終わりではなかった…。ドラクラで追加された夢幻の天廊みたいなものなんだろうか…。
この第4エリアと、機兵強化でのキャラクター育成をやり込もうとするとかなり時間がかかると思われる。
良くも悪くも終りが見えず、同じようなステージが延々と繰り返されていく。
一応150ちょいまで進めたものの、100越えた辺りで気持ちは折れた…。

総評:傑作!

綺麗なグラフィック、魅力的なキャラクターに、先の気になるストーリーと、プレイしているとどんどん引き込まれていきます。
中盤辺りであまりの複雑さや問題の多さにこれは収集着くのかな…?と不安になるものの、見事なEDに脱帽…。
傑作と言って過言ではないと思います。
また、ゲームも全体的にテンポが良く、最後までストレスなくプレイできました。
だいたいストーリークリアに30~40時間、トロフィーコンプリートもストーリークリア+αで達成できますが、ミステリーファイルを読み込んでストーリーの理解を深めたり第4エリアのやりこみをするならもっと多くの時間が必要になります。

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