PS4版でプレイ(Ver1.00)/クリア済み/トロフィーコンプリート済み/爆裂魔法ランキング1位獲得済み(2019/6/29・20:00時点)/CG埋めはしていない
原作(ライトノベル)未読/アニメ1期2期視聴済み/
7/1初稿
7/16追記:OVA1期分と2期分両方Abemaのこのすば一挙配信で視聴したので、感想少し追加。
▼「このすば」待望?の3DダンジョンRPG!
「この素晴らしい世界に祝福を!」は暁なつめによる大人気ライトノベル。
RPGのような世界へ転生した主人公サトウカズマが癖のあるヒロインたちに振り回されながら魔王討伐を目指す…?お話。
アニメ化も1期2期と好調で、劇場版も2019年8月に予定されている大人気ぶり。
近年のいわゆる異世界転生ものの流行りの走りと言っても過言ではない。
ゲーム化にも恵まれており、これまでにBDの特典でRPGとACT、PS4/VitaではADVに特典で縦STGと、色々なジャンルが出されている。
今作「この素晴らしい世界に祝福を!~希望の迷宮と集いし冒険者たち~」のジャンルは3DダンジョンRPG。
私はこれまでのゲームはスルーしてきましたが、3DダンジョンRPGが好きなので今回は買ってみることに。
▼キャラゲーとしては○
ストーリーは、アクアが見つけた魔石の欠片がお金になるとバニルに乗せられてカズマさん一行が7つあるという魔石を探すといった内容で、ちゃんと「このすば」っぽいお話になっている(と思う…)。
ちなみに、メインストーリーはしっかりとボイスあり。
今作は最大5人PT編成の3DダンジョンRPG。
主人公のカズマは固定で、メインキャラのアクア/めぐみん/ダクネスの3人を連れて行くことでメインストーリーが進行していく形になっている。
そのため、基本的にはカズマ/アクア/めぐみん/ダクネスの4人に残り1枠ゲストキャラを入れて進めることになる。
ゲストキャラはゆんゆん/ミツルギ/クリス/ウィズ/バニル/ランの6人。
連れて行くゲストキャラによってイベントが少し変わるため、全てのイベントを見るのはなかなか大変…。
アンデッドに狙われるアクア、爆裂魔法は強力だが1発使うと役立たずになるめぐみん、攻撃が命中しないダクネスなどキャラクターの特徴が再現されていてかなり癖の強い性能になっているが、ファンには嬉しい要素だろう。
キャラの癖が強いものの全体的な難易度は低いため、キャラを知っていればさほどストレスを感じずに進めることができる。
ただ、色々と原作再現されているが、ゲームバランス上の都合かカズマがヒールを習得できたりアクアがレベルアップでステータスが上がったり蘇生魔法や強化魔法を覚えない(ゲーム中に使えるキャラがいない)など原作とは違う側面も少々あり。
戦闘でのカットイン演出があり、衣装を変えるとカットインにも反映されるのはファンには嬉しい要素か。
7/16追記
7/14~15にabemaにてこのすば1期と2期(OVA含む)の一挙配信をしていたので全部視聴しました。長かった…。
ゲームしているときは変なデザインの敵多いなーって思ってましたが、アニメを改めて見直したら色違いや多少の違いがあるもののアニメに出てくるモンスターとほとんど同じデザインでした。
また、BD購入したコアなファンサービスだったのか、OVA2期から拾ってるネタも多かったです。
今回プレイアブルキャラになっているランはOVA2期のキャラでした。
カズマにいろんなクエストに対してやる気を出してもらうためにファンを装いゴマをするように冒険者ギルド(ルナ)に雇われた駆け出し冒険者っていうちょいキャラ…。
よくプレイアブルキャラになれたな!?
また、今回のダンジョンの1つにある遺跡地下研究所もOVA2期のお話で登場したダンジョンでした。
敵キャラとして登場するゴーレムやアンドロイドたちも出てました。
▼3DダンジョンRPGとしては…×
クリアだけならボリュームはかなり少なく、トロコンも簡単な部類で20時間掛からないほど。
トロフィーとは関係ないやりこみとして、全イベントを見ようとしたり、CG埋めをしようとしたり、全キャラLV99目指したり、爆裂魔法ランキングのランクイン目指すなどをしようとすればもう少し時間はかかるが、3DダンジョンRPG的な楽しさはない。
一応レアアイテムのドロップもなくはないのだが、今作では図鑑的なものがないため分かりづらい上に、武器による恩恵も少ないのでモチベーションが上がらない。
また、周回プレイでの引き継ぎできない要素が多く、装備の引き継ぎができない点もレアアイテムドロップ掘りのモチベーションが下がる要因になっている。
マップはあまり広くはないが、地味に嫌らしい。
ワープゾーン、ダークゾーン、回転床、自動移動床、スキル使用不可エリア、落とし穴などがそれなりにある。
キャラ育成はLvとめぐみんの爆裂魔法熟練度位。
スキルポイント制ではあるものの、スキルツリーとかはなく、どのスキルを先に習得するか選べる位でしかない。
キャラによって習得できるスキル数に差があり、ほとんどのキャラはSPが余りがちになるが、ウィズとゆんゆんはLv99でも足りない。
3DダンジョンRPGとしてはUIが悪く、正直辛いところが多々ある。
・LRでカニ歩きはできるが、後ろ歩きできない。
・戦闘でのコマンド入力が押しっぱ不可(リピートやオートもなし)
・戦闘でのカットイン演出を飛ばすことができるが、×ボタンを毎回押す必要がある(コンフィグにカットイン演出OFFがない)
・ショップでの販売品の解禁に必要な素材アイテムが分かりづらい。商品の効果・性能が購入画面で分からない。
・装備品の性能は装備してステータス画面を見て装備前/装備後のステータスと比べないと分からない
・斬突打火水雷土風氷光闇と属性が多い
・マップ名がない(ダンジョン名のみで1F/B1Fなどの表記がない)
・ワープゾーンが分かりづらい
などなど…
近年の3DダンジョンRPGと比べると、少々不便な作りになっている。
▼BGMはレトロな雰囲気
今作のジャンルは3DダンジョンRPGということもあってか、BGMは雰囲気に合わせてか古めのゲーム音楽っぽい感じになっている。
ゲーム中のBGMはアニメとは全く違うBGMだが、めぐみんの詠唱のカットイン時に流れるBGMはアニメの詠唱中のBGMのレトロアレンジっぽい?
スタッフロール見たら、今作のBGMはゲーム音楽好きには結構知られた株式会社スーパースィープが担当してたのは驚いた。
ちなみにこのすばアニメ1期2期の劇中BGMを担当していた、モンスターハンターやエルシャダイなどのBGMを作曲した甲田雅人氏(元カプコン)はスタッフロールにはいなかった。
▼総評:キャラゲーとしてはあり?
3DダンジョンRPGとしては色々と不便で、ボリュームなど物足りなさはある。
しかし、キャラクターの魅力を活かしたゲームにはなっているのでファンなら楽しめると思う。
個人的には色々と惜しいと思うので次回作で大幅に改善してくれると嬉しい。
アニメでは他のキャラからスキル教われるという話があったので、ここらを活かしてキャラビルドの幅が広がったりすると良かったかも…。
▼おまけ「この駄女神に教育を」について
早期購入特典として育成シミュレーションゲーム「この素晴らしい世界に祝福を~この駄女神に教育を~」がついてくる。
少しプレイしてみましたが、アルバム見る限りEDは15種類位あると思われるのですが、ゲーム内情報が少なくED条件が分かりづらく、どのような育成をすればいいのかさっぱり分からない…。
1周60ターンもある上に、項目がたくさんあるため、あれこれ試すにはかなり面倒な仕様になっている…。
追記:全ED達成後感想
なんとか全ED見れた。
複数の条件を満たした場合EDは優先度の高い方しか見れない仕様(選択不可)。
ステータスが条件になったEDは優先度が高いため、ステータスの関係ないEDを見たい場合はステータスが上がりすぎないように調整をしなければならないので、地味に面倒。
全ED調べるのにかなり時間がかかった…。
→ED一覧
面倒くさかったけど頑張った!
イベントは全体的にあっさりしていて苦労の割に合わないな…と感じたが、ちょっと遊ぶ程度ならテンポはいいから気にならないかも…。
>この素晴らしい世界に祝福を!~希望の迷宮と集いし冒険者たち~攻略メニューページ
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