WiiU「零~濡鴉ノ巫女~」クリア記念ネタバレありプレイ感想!

2014年10月2日木曜日

ゲームプレイ感想 ゲーム情報

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ベヨネッタ2の合間にチマチマプレイし、とりあえずクリアできたので恒例のネタバレあり感想をば。
難易度ノーマルであやね編までクリア済み。10~20時間くらい?
零シリーズは他は未プレイ。

カメラを使った和風ホラー最新作!
零といえば、射影機と呼ばれるカメラで幽霊を撮影し撃退するホラーアクションゲームシリーズ。
今作でも射影機を使った戦闘は健在。
今作ではWiiUゲームパッドを射影機に見立て撮影することができる操作性になっていて、従来のコントローラーによる操作とは一風変わった楽しさがある。
倒した幽霊が消える前に”触る”ことで、その幽霊が死ぬ経緯のようなもののムービーが見れるというのも面白い。

操作性の悪さ/理不尽さが産む怖さ
バイオハザード1などに代表されるホラーゲームは操作性が悪いことが多い。
今作も同様に操作性の悪い部分がいくつかあり、
プレイヤーが思うとおりに動かせないジレンマなどにより
恐怖感が一層高まることに成功している。

妙なこだわりを感じるグラフィック
サブタイトルに”濡”の文字があるように
今作で特筆すべきは水の表現。
濡れた時の衣服の透け具合など”濡れた”感が凄いでています。
上記濡れた時の表現は同じコーエーテクモの格ゲー、
デッドオアアライブ5からの流用だと思うのですが
デッドオアアライブ同様に妙に胸揺れなどの表現などにも力を入れている。
それだけではなく尻などにも妙なこだわりを感じる。
怖くてドキドキするというよりも
別の意味でドキドキするところが多いかもしれません。
ローアングルからのカメラ視点や水着ムービー、
クリア後に水着コスチュームなどもあったりとお色気要素が多い?
ホラーものにはお色気要素があるというのはお約束といえばお約束なのだろうか。
そういえばデメントっていうカプコンのホラーゲームにも妙にお色気要素があったような・・・。

ストーリーはホラーのお約束?
ストーリーは、よくある伝奇ものの展開。
古くからの風習でおかしくなってしまった土地に様々な人が巻き込まれるといったお話。
マルチエンディングで生存したりしなかったり。
最終話だけで分岐するため、エンディングは回収しやすい。
主人公を白無垢衣装でクリアするとエンディング曲が変わるといった小ネタも嬉しい。
が、最終話が微妙に面倒くさい仕様なので少々手間かも。
登場人物が百合っぽかったり、深紅という登場人物が兄の幽霊との間に子を作ってたりと
ニッチ市場を狙ったような関係性が目につくが、その手の人には嬉しい要素?
個人的に蓮と累関連は良かったのだが
蓮って麻生の尻拭いさせられただけでは?という疑念が・・・。
子供のころに白い髪の毛の束触ったってだけで、女性苦手になったり、今回の事件に巻き込まれたり散々な印象を受ける・・・。
残念なところは、ところどころホラーというよりシュールなギャグっぽい演出になってしまっているところがある。
榊という登場人物が死ぬところは唐突過ぎて完全にギャグにしか見えない…。
98甲子園の投球エディットを思い出すシュールさ・・・。
あと、ストーリーの進行上仕方がないとはいえ、似たようなことのくり返しが続くので水増し感がある。
基本的に、○○が行方不明→山へ探しに→見つけて戻るという流れと、骨董屋での防衛戦で構成されているので少々気になる。

そうはいっても疲れる/ストレスがたまる
・ゲーム画面とゲームパッドを交互に見る必要があるところが微妙に面倒
・幽霊は壁の中などを移動でき、壁の中からも攻撃してくることが多い。
また、狭い場所での戦闘が多く、ストレスがたまることが多い。
・看取りがしにくい
上記のように、幽霊は壁の中を移動でき、攻撃した時のノックバックでも壁の中などに埋もれてしまう。
そのため、壁の中などプレイヤーが進行できない場所で倒してしまうこともあるため看取りがしにくい。
・触ると即死する敵が目の前にワープしてくる。
狭い通路なので避けて通ることもできない。
即死する敵から離れないように歩いていればワープされずに済むものの、他の敵も出現するためゆっくり歩いているわけにもいかない。
ストーリー上1度だけだったが、かなりイラッとするステージ構成だった。
しかも、そのシーンで助けだしたキャラクターが我先にと駆け出していくのも微妙に腹立たしいw
・ものをとるときの演出が時間かかる
一々アイテムやメモを入手するときに手を伸ばす(→幽霊の手が出現する)の演出が入るのが煩わしい。
等など
ホラーゲームとしての演出のためと言うのはわかってはいえるけれど
アクションゲームとしては少々不快な部分になってしまっているのは否めない。
ホラーゲームとして楽しんでいる人には問題はないが
アクションゲームとして楽しもうという人には少々つらい部分ではある。

あやね編がつまらない
デッドオアアライブのキャラクターあやねを使えるシナリオがクリア後に4ミッションほどあるのだが、これが凄いつまらない。
本編のいいところを削げ落としたスニーキングミッションで、またシナリオ的にも酷い。
1話目からあやねが幽霊にフルボッコにされたり
禁断の呪法()を使っても幽霊を気絶させられるだけだったり
正直いいところがない。
ポイント稼ぎにはいい気がするが。

総評
撮影する面白さとホラーゲーム特有の操作性の悪さがあり、好みがハッキリ分かれる。
個人的にホラー要素は得意ではないものの、今作はあまり怖いと感じなかったが
ここらへんの感じ方は人によって大分違うと思うのでなんとも言いがたい。

怖い要素が好き、ホラーゲームが好きな人にはモチロン良ゲー。
怖い要素が苦手、ホラーゲームが苦手という人はモチロン微妙。
アクションゲームとして捉えると操作性の悪さもあるので微妙。
エッチな目線で楽しみたい人にとっては、そこそこ良ゲー。ただし、水着などはクリア後入手なので要注意。

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