3DS「星霜のアマゾネス」体験版配信開始記念プレイ感想!

2013年10月30日水曜日

ゲームプレイ感想

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ギルティギアやブレイブルーを出しているメーカー「アークシステムワークス」が3DSにて11月14日にダンジョンRPG「星霜のアマゾネス」を発売する。
この体験版が本日10月30日より配信とのことなので、早速プレイしてみた。

アークの格闘ゲームが好きで3DダンジョンRPGも好きなので、気になっていたタイトル。
しかし、プレイをしてみるとがっかりの連続である。

・キャラクタークリエイトなしのストーリー重視でお色気ありのダンジョンRPG?
キャラクタークリエイトはなく、決まったキャラクターあり。
PTメンバーも決まっている。
タイトルにアマゾネスとあるように、主人公・PTメンバーは女性のみ。
出てくる敵キャラクターも女性キャラクターばかり(ネズミや機械など例外もいる)。
男キャラクターは敵味方どちらもでてこない?(体験版ではいなかった)
やけに露出の多い服を着た登場人物が多かったり、一部のボスを倒した後に因子開放というモードが入り、女の子をタッチするミニゲームのようなものが入ったりと、お色気要素が多い。
が、Hな感じというよりもバカゲーっぽい雰囲気を感じる。
また、百合要素もあるのでそういうのが好みの人にはたまらないのかもしれない。

・装備なし?スキル一本道?トレハン要素なし?
本格的ダンジョンRPGと公式サイトのゲーム概要には書かれているが
ダンジョンRPG好きな人にはがっかりする要素がかなり多い。
体験版をする限りだと、アイテム数がかなり少ないようだ。
武器・防具などはなく、アクセサリーのようなものがある程度。
しかも、そのアクセサリー自体も数が少ない。
キャラクター育成に関しても、スキルは一本道のようで幅はなさげ。
ステータス画面から見ることのできるアイテム画面を見るとイベントアイテムなども含めて総アイテム数が70弱しかないことから、アイテム収集などのトレハン要素もなさそうである。
体験版でLv7程度でもスキルをどんどん覚えていったので、製品版ではスキルの数は多くなるかも?

・テンポの悪いダンジョン・戦闘
歩く速度が遅く、スイッチを押して扉を開けて先に進んで、スイッチ押してまた戻って・・・とダンジョン探索のテンポが非常に悪いように感じる。
戦闘も各キャラクターの行動ごとにスキルに応じたモーション(スキップできない)後にダメージ表示といった流れになるため、無駄に時間がかかる。
しかもモーションが微妙なところも見ていてつらい。
戦闘システム的にも、いわゆるMPのようなものが無い代わりに
PT全員で共有でターンごとに3回復しスキルによって消費量の変わるAP
各キャラクター毎に3ゲージのみで行動するごとに1減り回復するのに1ターン消費することになる電池
と行動を制限するシステムが2つもあるのもイマイチ。
キャラクターの使うスキルによって連携を組めるというシステムは面白くなりそうな要素ではあるが、体験版では味方とスキル数の少なさからイマイチ楽しめなかった。
今作の売りっぽい因果開放もゲーム上でのメリットがよくわからず、面白みに欠ける。
ただのお色気シーン??

・まとめ
正直いろいろとダメな部分が多い。
間違いなく、世界樹シリーズやウィザードリィ、エルミナージュのような3DダンジョンRPGを求めている人向けではない。
とはいえ、3DダンジョンRPGといいながら実際はテンポの悪いパズルゲーのようなものだった「ラビリンスの彼方」に比べれば大分マシである。
お色気のあるバカゲーをやりたいという人向け。
私はバカゲーは好きだし、お色気も好きだが、3DダンジョンRPG好きとしては納得のできない部分が多く、ゴッドイーター2と発売日が同じ11月14日発売なので、残念ながら私がこれを発売日に買うことはなさそうだ。

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