よるのないくにクリアしたので恒例のプレイ感想!
PS3版でプレイ。
メインストーリー全クリア/闘技場全課題クリア(星3つではない)
音楽は非常に良い!
よるのないくには元々買うつもりはなかったものの、
公式ページで視聴できた音楽がよかったのと
よるのないくに&ソフィーのアトリエ両方購入キャンペーンがあるということで購入。
作曲陣がアトリエシリーズと同様ということもあって良曲が多かった。
微妙なハクスラ
どんなゲームなのかというと、
拠点であるホテルでイベント→ダンジョン潜る→ホテルでイベント→ダンジョン潜る→…の繰り返しでストーリーを進めていくハクスラ系ARPG。
装備品にランダムでステータス補正が付くトレジャーハント要素があるのだが、いまいちアイテム収集欲が沸かないのが難点。
基本的に、主人公アーナスは無双シリーズのように弱攻撃と強攻撃の組み合わせでコンボをし、SPを消費し特殊攻撃、コンボをつなげると貯まるゲージを使って変身してパワーアップといったもので、やや単調で、正直飽きやすい。
従魔と呼ばれる仲間と戦闘できるのが特徴で、仲間への指示もできる。
基本的に従魔バーストと呼ばれる仲間のスキルを発動させる程度だが、これが強力なので序盤から終盤まで戦闘は従魔にまかせてもいいレベル。
一応、主人公に武器変更でコンボをつなげる、敵の攻撃をタイミングよくガードしてダメージ無効化できるジャストガードなどテクニカルなところもなくはない。
従魔と敵妖魔が同じで分かりづらかったり、エリア効果が敵の攻撃か味方の攻撃かわかりづらかったり、ボス出現時や特殊攻撃/変身するごとに飛ばせない演出が入ったりなどプレイしていて気になる点は多い。
やりこみが微妙
ストーリークリア後、トロフィーコンプを目指そうとするとかなり微妙な要素が多い。
特定の条件をクリアする闘技場は、難易度がやや高め。
正解の行動を探すパズル的なものでアクションゲームとしてはツマラナイ。
依頼を300個クリアや敵を1万体撃破など、無駄に数が多いものもある。
また、交易も無駄に時間が掛かる仕様※になっているため、面倒くさい。
※ダンジョン探索3分以上経過した後に、拠点であるホテルに戻るとゲーム内時間1日経過するのだが、交易1回でゲーム内時間1日~6日かかるので、何度もダンジョン3分探索~拠点に戻るを繰り返す必要がある。
ストーリーや演出面は特に酷い
正直ストーリーは酷い。
”夜の君”と呼ばれる妖魔の長の復活を阻止するために、教皇庁が聖女の末裔を10年に一度生け贄に捧げるといった設定でダークな感じだが、ヒロインの飯マズネタやドジっ子ネタに、男性陣の過剰な反応などコメディっぽい要素が多く、ちぐはぐな印象を受ける。
主人公は、今回生け贄になる聖女の末裔であるヒロインを守るために行動する。
女同士の過度な友情を描いた、いわば百合物なのだが
主人公と聖女の末裔はゲーム開始時点で既に仲のよい状態で、プレイヤーが置いてきぼり感がある。
その後も、唐突にダンスしたり、痴話喧嘩したり、プレイヤーが置いてきぼりになる展開が続く。
それ以外にも設定がおかしいのか説明不足のせいか、ん?と感じる部分が多い。
例を挙げると
10年に1度生け贄にささげても大丈夫なほど聖女は子沢山だったのか?
昼は妖魔がでなくて安全なのに、なぜ夜にわざわざ護衛して移動する必要があるのか?
また、護衛がなぜ1人だけなのかなど。
ストーリーだけでなく、戦闘シーンとかの動きがかなり酷く、演出面も悪く感じる。
あまりに酷かったのでシナリオ工房月光かな?と思ってスタッフロール見てたら違った…。
が…生田美和て…
新約聖剣伝説とか俺の屍を越えてゆけ2とかで悪い意味で話題になった人だな…。
総評
ガストのゲームにしては珍しく、フリーズ/バグが少なめっぽい。
しかし、不満点も多く、音楽以外にこれだ!という良い所がないこともあり、正直微妙と言わざるをえない。
音楽はいいんだけどなぁ…。
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