Vita「俺の屍を越えてゆけ2」クリア記念ネタバレありプレイ感想!噂以上に酷い!

2015年1月11日日曜日

ゲームプレイ感想 ゲーム情報

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PS+にて、早くもフリープレイになったということで、早速プレイしてみました。
クリアしたので、恒例のネタバレありのプレイ感想。
Vita俺の屍を越えてゆけ2ストーリークリアでの感想になります。
PS版俺の屍を越えてゆけクリア済み。

俺の屍を越えてゆくのは一族ではなく、夜鳥子
ストーリーは、阿倍晴明という陰陽師に嵌められて皆殺しにされた主人公一族の復讐劇。
・・・と思いきや
簡単にストーリーをまとめると、
不死身の体を持ちネグレクトされて育ったマザコンの安倍晴明が、自身を殺す能力を持つであろう母親の夜鳥子と父親■■■■■(←作中でも名前はこういう表記になっている)の復活を目論んだ。
しかし、実は■■■■■が安倍晴明の不死身の体を乗っ取って、天界/人間界/冥界を支配して、夜鳥子と永遠にイチャイチャしたい!という計画だった。
が、夜鳥子(と主人公一族)が阻止がするという話。
主人公一族はあくまで戦力というだけで、シナリオ的には終始蚊帳の外。
上でも書いた通り、復讐相手である安倍晴明はネグレクトされて育った経緯があり、ネグレクトしたキャラクターが味方側である夜鳥子であるため、恨みにくい構造になっている。
しかも、黒幕?でラスボスである■■■■■を倒すと、ネグレクトされた安倍晴明も巻き込まれて皆殺しにされた主人公一族もいるにも関わらず、■■■■■と夜鳥子の二人はこの一連の騒動を楽しかったと締めくくる。
プレイヤーには、■■■■■と夜鳥子へのヘイトは高くなるだけでカタルシスもなにもないひどいシナリオになっている。
また、作中では各NPCキャラクターが■■■■■と夜鳥子を妙に持ち上げることが多いため、二次創作ではないものの、メアリースー的な気持ち悪さを感じる。

ストーリーだけじゃない!システムも酷い!
発売当初に比べアップデートなどにより改善されているはずなのに酷い・・・。
基本的には前作と同様なのだが、今作の追加要素により酷いものになっている。
・特定の月でしかボスと戦うことが出来ない上に、夜鳥子をPTに入れている必要がある。
・↑夜鳥子をPTに入れるために奉納点(プレイヤー育成にしようするポイント)を使う必要がある。これはアップデートで大分ましになっているようだが・・・。
・↑夜鳥子もプレイヤーキャラと同様になぜか短命+死後1ヶ月は呼び出せないため、ボスに挑める月にタイミングが合わないことも。
と、夜鳥子が強制的に参戦させる必要があるにも関わらず、ゲーム内時間を無駄に消費することもありストレスのたまる仕様になっている。
また、夜鳥子のいるせいで、プレイヤーキャラを育成しづらくなっている点もあり、夜鳥子はストーリー・ゲーム面ともに不快な存在になってしまっている。
また、
・前作に比べてマップが無駄に広くなり、わかりづらくなった。
・↑に加えて、鍵などの追加要素により余計に分かりづらい。
・↑に加えて、マップ表示も範囲が狭くわかりづらい。
・↑に加えて、マップ構造も分かりづらい。
・扉や鍵などに近すぎると調べられなかったりすることがある。
・戦闘演出カットボタンが△で、カットしたい場合は押しっぱなしにする必要がある。
とゲーム性の悪さ、UIの悪さなども目立つ仕様になっている。
戦闘面のバランスもよくはなく、
バフデバフが重要なのだが、状態異常を回復するとバフデバフも解除されてしまう仕様なため、状態異常を多用してくるラスボス戦などは特にクソゲーに感じる。
また、かなりアップデートされているにも関わらず、まだエラー落ちなどがある。
交流→競騒履歴を選択すると、確定でC2エラーが発生するのを確認。

総評
フリープレイということでプレイしてみたけど…正直酷い。
夜鳥子のいない最序盤はつまらなくはないのだが
夜鳥子参戦以降ストーリーの酷さ、ゲームシステムの悪さなど様々なところでストレスのたまる。
夜鳥子がいなければ、大分ましなゲームになったかもしれない・・・。
フリープレイでもオススメしない。
プレイするだけ時間の無駄。
ただ、ラスボス戦の曲は結構よかった。それくらいしかいいところがなかった。
アップデートされる前はこれ以上に酷い仕様だった上にバグやフリーズも多かったようだし、
ゲームの酷さに加えて、半年たたずにフリープレイとか…
発売日に購入した人は怒っていいと思う。

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