Vita「P4Dペルソナ4ダンシング・オールナイト」クリア記念ネタバレありプレイ感想!

2015年6月27日土曜日

ゲームプレイ感想

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トロフィコンプもできたので、恒例のネタバレあり感想!
トロフィコンプ済み
・P4関連はP4/P4G/P4U/P4U2/PQクリア済み。

P4新作は音ゲー!
P4Uでの格ゲー化に続き、今度は音ゲーに。
キャラクターのダンスを背景に、画面上に流れてくるノートと呼ばれるアイコンに応じたボタンを押していく。
十字キーの上左下、△/○/☓ボタンの6つ+スティック操作(もしくはタッチ)と、少々ボタンが多めの音ゲーになっている。
そのため、操作自体ははっきり言って初心者向きではない。
しかし、ストーリークリア自体の難易度のハードルはかなり低い上に難易度選択もあるため、初心者でもストーリーを最後まで楽しめるような配慮は感じられる。
綺麗な3DモデリングのP4キャラクター達が掛け合いをしながら生き生きとダンスをするので、このキャラクターが好きだ!という人は見ているだけでも楽しめるだろう。
パーフェクト鑑賞モードや振り付けレッスンモードなど音ゲーをしなくてもキャラクターのダンスを鑑賞するモードも用意されている。
今作の使用楽曲はP4のゲーム原曲だけでなく、小室哲哉や浅倉大介などといったJ-POPなどで著名な作曲家がRemixしていることでも話題に。

P4最新作!P4U2~P4Gよりも後の話!
P4Dのストーリーの時系列は、P4U2よりもさらに後。
P4Gで追加されたエピローグ(夏休み)の1ヶ月後あたり、9月~10月あたりの話になっている。
りせの頼みで、りせ芸能界復帰する舞台にもなっている絆フェスと呼ばれるライブイベントに特捜隊のメンバーも一緒にでることになる。
絆フェスに向け、特捜隊のメンバーがダンスのレッスンに励む毎日。
そんな中、絆フェスのサイトに流れる動画を0時に見ると向こう側の世界に連れ去られるという噂が流れ、りせの後輩である真下かなみの所属するアイドルユニットかなみんキッチンのメンバーが行方不明になる。
この事件を解決するために、特捜隊のメンバーが動く!というのが大雑把な冒頭。

ここが酷いよ!P4Dストーリー!
P4U2と同じようなノベルで進行していき、途中で音ゲーが入るタイプのストーリーモード。
正直P4U2並に色々酷い。
はっきり言ってムダに長い。
ムダに長いノベルに、ところどころで音ゲーが入るのもあってテンポが非常に悪い。
今回の犯人(犯神?)は、ミクラタナノカミという自称”絆を求める者たちの総意”で、マヨナカステージを作り上げ、傷つくことのない絆を求める者達のシャドウを集めていたという展開で、P4~P4U2と似たような流れが続いているので正直キツイ。
絆を求める者たちの総意が犯人ということもあり、絆連呼がP4U2並かそれ以上にあるため、かなり薄っぺらく感じる。
また、P4Dだけでも、行方不明になったかなみんキッチンのメンバー4人救出する流れがほぼ同じことの繰り返しで、しかもP4などとも被るため、正直うんざりする。
また、上記した絆連呼以外にも、終盤の展開が子供向けのヒーローショーのような流れで陳腐・幼稚に感じる部分がある。
P4Gのエピローグの後の話なのに、高校生らしさを出すために全員が同じ高校に通っていたころと同じ髪型に合わせたという話なので、髪型が昔の状態になっている。
プレイヤーの馴染みのある見た目を継続しただけだとは思うが、作中の理由はあまり納得できるものではない。
一応絆フェスの間だけという設定っぽいが、地味にエピローグでのイメチェンが台無しになっているのは残念ではある。
また、P4Uシリーズは正式な続編というのが売りだったはずなのだが、今作ではP4Uシリーズの話はなかったことになっている?
シャドウ関連の事件が起きたのに、P4の面々はシャドウワーカーに連絡しようとすら考えもしない。
無気力症と似たような症状が流行しているのにシャドウワーカーが動かないってのはなんとも違和感があるので、今作のストーリーだけを見るとP4Uシリーズのストーリーはなかったことにされているように感じる。
ただ、直斗がP3の無気力症について調査したことがあるという話があったので、完全P4U設定がなくなったわけではないようなのだが・・・。

客全員の記憶がなくなるような事態が起きても大きな問題にならなかったりとか
菜々子が作中異様に持ち上げられたり(かなみが2週間以上かかったステップを一瞬で習得しててダンスインストラクターからベタ褒め、全国デビューして可愛いと評判に等など)、
ストーリークリア後にちょっとした前日談が解禁されたり(内容的には初めに見せておいて問題ない程度のもので最後に見せる意味がない)
マヨナカステージに連れ去られた特捜隊らと、堂島らは連絡が付かないという描写があるのに
終盤マヨナカステージに連れ去られたライブ客はスマホのSNSで会話してたりするなど
ん?と思うところが多々ある。

ココが気になる!P4D音ゲーパート
音ゲーが苦手なのもあって、音ゲー部分でも少々気になるところも。
・ボタン数が多い
上でも書いたように、ボタン数が多いので難しく感じる。
一応アイテムで、どのボタンを押しても大丈夫になるものもあるのだが、スティック(もしくはタッチ)で行うスクラッチもあるため、音ゲー苦手な私にはなかなか厳しい。
・流れてくるノートがわかりづらい
ゲーム画面が背景でキャラクターが踊っているだけでなく、様々なエフェクトなどで派手なため、肝心のノートが見づらい
黄色のノートがあるのに背景黄色ってこともあったり・・・。
追記:ノートの見づらさを改善するには…
上記方法でノートは見やすくなるとの情報を頂きました。
・タイミングが変?
なんとなくノートのボタンを押すタイミングが画面の表示より早いような気がする。
が、これは勘違いかも?
・曲数が少ない
フリーモードでDLCなしだと全部で27曲(Remix原曲含む)。
Remixと原曲含めて27曲なせいか、かなり少なく感じる。
また、ペルソナサウンドとか言いながらP4のみ(PQなどP4関連はある)で、女神異聞録ペルソナ~P3の曲はなし。
これに加えて、曲ごとにキャラクター固定だったりするのも難点かも。
・Remixが微妙
個人的にイマイチに感じるものが多かった。
いいアレンジもあるのだが、
HR/HMアレンジとかジャンルが変わるようなアレンジではないため、新鮮さはなく、
これなら原曲のほうがいいような?と感じるものが多かった。

総評:P4キャラ向けのファンアイテムとしてならあり
ストーリーは正直微妙。
全てが悪いわけではなく、堂島・菜々子・かなみパートのシナリオなど部分部分で面白いところはあった。
個人的には、わざわざシャドウ絡みの事件とかにせずに、お祭りらしいシナリオでよかったように思う。

ゲーム自体は、難易度は変更可能なので、クリアするだけなら音ゲー苦手でもできるレベル。
音ゲー苦手な私でもトロフィコンプリートできるような初心者救済手段も用意されている。
トロフィコンプは簡単だが、
トロフィとは関係のない高難易度があったり、
ノートが消えるなどの条件を付けてさらに難しくするアイテムなどもあったり、
ゲーム内のメダルというプレイ実績要素がトロフィコンプ以上に難しいやり込み要素があるので、
音ゲーマーのほうが楽しめるかも。
が、曲数が少ないのが難。

と気になることは多いものの、
鑑賞モードなどもあるため、音ゲー苦手でもP4のキャラが踊っている姿を見たい!というファンなら問題なく楽しめる。
グラフィックも歴代のP4でもダントツの出来なので、好きなキャラクターがいるなら楽しめるだろう。
ちなみに、胸ゆれについて聞かれたので、ここに記載しておくが
一番でかいかなみは揺れるっぽいが、ほかはあまり揺れていない気がする。

個人的には、音ゲー苦手なこともありイマイチ楽しめなかった…。
クソゲーというわけでもないが、1曲が長く、演出も派手めで目が疲れる。
土曜には売ってしまうことになりそう。

>P4Dペルソナ4ダンシングオールナイト攻略メニューページ

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